脳波を用いてヒトが何の音を聞いたか、考えたのか、を解読し、脳のどこで情報が処理されたかを調べる研究を行っています。

  • ・想起した母音の種類を脳波から判別できる可能性を示しました。小池研卒業生の西元くんの研究成果です。(Yoshimura et al 2016)
  • ・聞いた音、思い出した音を脳波から音として再現できる可能性を示しました。卒業生の明石くんの研究成果です。(Akashi et al 2021)
  • ・平衡感覚に関与する前庭への電気刺激をYes/Noの返答と連想づけることで、筋萎縮性側索硬化症(ALS)による完全閉じ込め症候群の人のYes/No返答を脳波から推定する精度を高められる可能性を示しました。ドイツ・チュービンゲン大学、フランスCNRSとの共同研究でもあり、卒業生の梅津くんの研究成果でもあります。